埼玉県川口市を拠点とし東京都、千葉県、神奈川県、茨城県、栃木でビル・マンション・学校・団地などの中型物件から大規模物件まで幅広く足場工事を手がけている西澤架設です。
このコロナ禍で、世帯年収の低下や失業など暗いニュースが連日のように取りざたされています。これから10年、20年先には、いったいどんな社会になっているのでしょうか。
一つ言えることは、何かしらの「技術」をもっているほうが、しなやかな働き方・生き方ができる、ということです。
最近は人間の仕事が人工知能に奪われるという話もありますが、機械ではできない技術を身につけていれば、一生を通じて働けます。そのような長い目で見た上でメリットがある職種の一つが、建築工事には欠かせない「足場工事」です。
さらに資格を取得することでキャリアップも可能!
今回は、鳶の仕事とその資格についてご紹介します。
縁の下の力持ち、鳶職なくして建築現場は動かない!
鳶は、新築やリノベーションなどで建物を立ち上げたり外装仕上げをするために、仮設の足場を設置する仕事です。
工事中の現場近くを通りかかった際に、建物のまわりに鋼鉄製の足場が組まれており、そこで職人さんが作業をしているのをご覧になったことがあるでしょう。この足場を組み立てるのが鳶職人です。
足場は街中で当たり前のように目にする風景ですので、その重要性を日頃から意識される方はそう多くはないとは思いますが、足場工事は建築工事には欠かせない大切なステップです。
建築工事では建物の規模や高さにかかわらず、人の手で行う作業が必ず発生します。
高所での作業もその一つ。外壁塗装や仕上げのみならず、特に屋根や軒裏といった箇所の納まりは、雨仕舞い、すなわち建物の耐久性に大きな影響をもたらします。
足場がないと建物の性能が担保できないと言っても過言ではないほど、大切な存在であるのです。
足場があることで工事の作業性が高まるだけでなく、職人さんたちが安心して作業に取り組めることは、施工のクオリティの向上にもつながります。
つまり建物の出来・不出来は、いかに精度が高く作業しやすい足場を組めるかにかかっているのです。
ですので、足場工事はまさに縁の下の力持ち。プライドとプロ意識をもって取り組める仕事です。
<採用情報>
https://www.nishizawa-kasetu.co.jp/recruiting
資格もさまざま! 取得してキャリアップをめざし、さらなるやりがいを!
鳶職は資格がなくても就職することは可能ですが、資格を取得したほうが、より幅の広い仕事をこなすことができ、キャリアアップにつながります。
まずは、鳶職のキャリアアップにおいて「三種の神器」とも呼ばれる3つの資格を紹介しましょう。
・足場の組立て等作業主任者
足場を架ける現場ではこの「足場組み立て作業主任者」の選任が必要となるので、ニーズの高い資格です。国家資格の一つで、「足場の組立て等作業主任者技能講習」を修了する必要がありますが、取得難易度はそこまで高くないとされており、きちんと受講すれば結果を出せる可能性が高い資格です。
・建築物等の鉄骨の組立て等作業主任者
こちらも鉄骨建方に不可欠な資格で、取得することで鉄骨の組み立てにおいて責任者として従事することができる国家資格の一つです。取得するためには、鉄骨に関する3年以上の作業経験が必要。高さが5m以上ある建築物の鉄骨や鉄塔の組立解体や変更作業の際には、この「建築物等の鉄骨の組立て等作業主任者」の有資格者が必要とされます。
・玉掛技能者
玉掛とは、クレーンなどを使った荷役運搬作業において、ロープやチェーンを用いて荷を吊り上げる準備や玉はずしの作業を意味します。「玉掛技能者」は国家試験によって認定され、「玉掛け技能講習」を修了すれば取得できます。
あるとうれしい! キャリアが広がる資格もチェック!
鳶は何よりも安全を大切にしなければいけない業界のため、さまざまな資格が設けられています。もっていると必ず役立つ資格をご紹介します。
・1級とび技能士
とび技能士は、高所作業の段取りにはじまり、仮設建設物の組み立て・解体、土留めなど、鳶職の仕事全般にまつわる技能を認定する国家資格です。3級から1級までありますが、1級には7年以上の実務経験が必要とされます。合格率も3割ほどで難易度の高い試験ですが、それだけに現場で重宝されます。
・型枠支保工作業主任者
なぜ鳶の仕事に型枠が……と思われるかもしれません。ふつうなら型枠は、型枠大工が手がける領域ですが、大工だけで強度的にもたない建物をつくる場合、さらに強力な支保工を鳶が組むことになります。資格取得のためには3年以上の受講が必要。講習はそれほど難しくないので、合格率の高い資格です。
・フォークリフト免許
現場で組み立てる足場や資材を運ぶのも鳶の大切な仕事の一つ。
その上で、建設現場のみならず工場や物流倉庫、貨物のターミナルなどさまざまな場面で利用されるフォークリフトを運転できれば、何かと便利です。
フォークリフトに関しては、最大積載荷重1トン以上か未満かで、受けるべき講習や資格が異なります。最大積載荷重1トン以上の場合は、国家資格「フォークリフト運転技能講習修了証」が必要です。一方、最大積載荷重1トン未満の場合は「フォークリフト運転業務に関わる特別教育」を受ければ、前出の修了証がなくても運転できます。
・中型自動車免許
中型トラックとは一般的に、積載量が4トン程度のトラックのこと。かつてトラックは小型・大型に二分されていましたが、2017年3月12日にできた新しい免許制度にともない創設されました。大型トラックに比べて運転しやすく、小回りが効きやすいのが特徴です。
資格の頂点、職長をめざす!
キャリアの頂点の一つが「職長」です。
職長とは、労働安全衛生法における定義を引用すると、建設現場において作業員を直接指導監督する人のことを意味します。
足場作業に限ったことではなく、建設現場では、人・モノ・資材や機材が絶えず動いています。すなわち思いがけず危険な状況が生まれてしまう可能性も高いため、作業全体の状況を監視・監督する人を選んで、現場を管理する必要があるのです。この役目を担うのが、職長です。
職長は、作業員たちの直接の上司であり、業務を遂行する現場の責任者、かつ部下のことをよく知る管理監督者であることが求められます。
職長は職務権限の範囲において意思決定権とそれにともなう責任が課されますので、豊富な知識と経験を有し、危険箇所や過去に起きたトラブルを熟知している必要があります。
職長として現場を指揮するためには、年齢制限や資格試験はありませんが、労働安全衛生法第60条に基づき、2日間にわたり合計12時間の講習「職長教育」を受ける必要があります。
職長と安全衛生責任者の違いとは?
ちなみに職長と混在されがちなのが、「安全衛生責任者」という役職です。
職長が現場管理など対内的な業務を行うのに対し、安全衛生責任者は統括安全衛生責任者との連絡など対外的な業務を担う、という違いがあります。
職長は現場のキーパーソン、安全衛生責任者は事業者の代理人のような存在と考えれば、わかりやすいかもしれませんね。
ちなみに「職長教育」に2時間の安全衛生責任者の教育を追加することで、安全衛生責任者の資格も得ることができます。
西澤架設はでは資格取得のための全額負担制度を設けているので、費用の心配をすることなく積極的に挑戦できます。実際に試験にチャレンジした先輩たちも多く在籍しているので、リアルなアドバイスが受けられるのも魅力です。
鳶職だけでしか得られないやりがいがある!
足場工事から始まり、完成した建築は街に佇み、道ゆく多くの人々の目に留まり、何十年と利用され続けます。そのような建物の価値の礎を支えるのが、私たち足場鳶の仕事。
建物は人の記憶だけでなく地図に記録され、また街の景観をかたちづくります。このようなスケールの大きい仕事において足場鳶は根幹となる仕事であり、建築業界に、そして社会に貢献している実感を得ることができるのです。
また、足場は高所での職人たちの足元を支える必要があるため、足場板は1枚1枚、それなりに重量があるものです。その足場を担いで運んだり、上げ下ろしをすることは全身運動に。日々、仕事をしているだけでも体を鍛えることになるのです。
いわば足場鳶は、働きながら体を鍛えられて、しかも稼げるという、一石二鳥を超えた一石三鳥とも言える仕事なのです。
業績好調につき求人募集中!未経験者でも大歓迎です!
西澤架設は業績好調につき、現在、足場工事スタッフを募集中です!
ベテランの先輩たちがていねいにじっくりノウハウを伝えるので未経験者でも大丈夫。
一般的には、初心者でも入社後すぐ現場に出され、体で仕事を覚えていくというパターンが多いものですが、右も左もわからない状態で現場に送り込まれてイヤな思いをしたり、ケガをしてしまったということは絶対に避けたいもの。
西澤架設では、安全に仕事ができる体制づくりを徹底しています。
またひと昔前の建設業界というと、とかく上下関係が厳しいイメージがありますが、社内交流が盛んな明るい社風です。
福利厚生も充実しており、しっかりと休みが取れ、社員1人1人が働きやすい環境を整えているのが強み。ご家族との時間を優先したいという方も、とにかくがっつり稼ぎたい!という方にも、満足できる働き方ができる会社です。
建設業界では、場当たり的にその日の仕事がこなせればよいという考えから、将来的な技術習得を見据えずに若い職人を配置することがありますが、それではいつまで経っても技術は身につきません。そして低い給与に甘んじる日々が続くだけ。
西澤架設は人材育成に力を入れており、技術をしっかり学べる教育体制や支援制度を整えており、資格取得の講習費用も会社が全額負担してキャリアアップを後押ししています。
胸を張って誇れる、やりがいのある「足場鳶」として、ぜひ一緒に働きましょう!
<採用情報>